[00:00.000] 作词 : LonePi [00:01.000] 作曲 : LonePi [00:03.540]涙は眠ったまま [00:06.904]言葉ばかり厭に絡みつく感情に [00:11.071]最も相応しい空の色を [00:14.969]灰色と呼ぶらしい [00:17.824] [00:17.824]何度も空を切って、 [00:21.179]それから初めて掴めない物と知る [00:25.089]既に煤けた手に気付くには [00:28.983]余りにも遅かった [00:31.838] [00:31.838] [00:32.104]苦しくたっていいのに [00:38.546]一歩踏み外せないでいる [00:44.034]臆病者。 [00:45.586] [00:45.834] [00:45.834] [00:46.086]君が残した副流煙が [00:49.210]記憶も全て奪い去って [00:52.581]静かに静かに事切れられたら [00:56.441]幸せで居られたかな [00:59.561] [00:59.818]君と交わした約束たちが [01:03.183]今じゃ呪いでしかなくて [01:06.806]優しい君を初めて恨んだ今日だ、 [01:11.462]傘をさすのも億劫さ [01:18.169] [01:18.431] [01:20.743]感情は降り止まない [01:24.131]不快な湿気だけが張り付く缶コーヒー [01:28.784]本当は嫌いなそれで [01:31.397]口を苦さで戒めた [01:34.778] [01:35.048]こんな歳にもなって [01:38.171]思い出を抱かなきゃ一人で眠れもしない [01:42.596]嘲笑うなら笑えよ [01:45.443]どうせ声など届かない [01:48.790] [01:49.050]罪があるならきっと [01:56.014]愛の定義を誤認した事 [02:01.184] [02:01.441] [02:02.885]君が遺した 言葉の所為で [02:06.225]僕は行き先を喪った [02:09.830]五月蝿いあの声が「救い」だったと [02:13.674]全部終わってから解った [02:16.776] [02:16.776]君が遺した 言葉が邪魔に [02:20.108]ドアを叩くから眠くない [02:23.690]優しい君を初めて恨んだ [02:27.520]この場所で「またね」と言って、 [02:34.422] [02:40.908] [02:45.013]泣いていた君に手を差し伸べるには [02:50.930]僕の手はあまりにも汚れすぎて居たから [02:57.870]これは屹度過去への罰なのだろうと思う [03:05.099]ああ困ったな もう二度と [03:09.211]さよならの一言さえも言えない [03:12.859] [03:13.102]君が残した 温度が消えた。 [03:16.889] [03:18.175]君が遺した 止ま亡い雨は [03:21.492]この世界へ向けた暇乞い [03:25.054]せめて何も言わず滅んでくれ [03:28.641]思い出に等しないでくれ [03:31.994] [03:32.249]君がくれた 静かな夜に [03:35.904]抱かれる資格は無いからさ [03:39.095]音のある現象で息をしてたいよ [03:45.774]嗚呼またいつか