雨乞い唄歌詞

[00:19.050]赤き衣を纏う太陽が 空を飲み込んで
[00:26.250]草木は枯れ 命は乾き、死に絕えていく
[00:32.870]雨神よ どうか、慈悲の雨（なみだ）をお恵みください
[00:40.430]祈る巫女（みこ）は その身を捧げ贄（にえ）となった
[00:47.470]愛しい雨神の聲は 雨音と鳴り響き渡る
[00:54.600]はやく聴かせて…
[00:56.360]その優(yōu)しい聲を、雫に変えて
[01:01.740]晴天を仰ぎ 云を手招いて
[01:05.740]雨に焦がれ謳う 雨乞い唄
[01:09.500]大地潤し、民を救いたまえ
[01:13.780]祈り乗せ 唄は響く
[01:24.280]「早く、早く、私を喰らっておくれ…」
[01:31.75]「何故、贄となり謳う」
[01:36.840]「誰かがならなければ…」
[01:41.86]「君を喰らい、降らす雨…？」
[01:45.900]「大地は乾き、命は枯れ 苦しむ民を救いください」
[01:53.53]「君を…？」
[01:55.010]「民を…」
[01:56.670]「救いください、神様…」
[01:57.46]「君のために、歌おう…」
[02:03.570]曇天（どんてん）を仰ぎ 云を手招いて
[02:07.360]雨に焦がれ謳う 雨乞い唄
[02:10.560]我は謳う 命しおれるまで
[02:15.040]雨神を呼ぶ歌を…
[02:17.440]雷鳴よ念れ 云を切り裂いて
[02:21.780]大地潤す雨を 降らせたまえ
[02:24.980]我を喰らい 祈り屆く日まで
[02:29.340]謳い続けて
[02:32.170]頬が濡れた 天を仰ぎ見れば
[02:35.730]大地を濡らしていく 恵みの涙（あめ）
[02:39.420]風(fēng)よ、運べ 雨を謳う聲を
[02:43.790]雨神に屆くまで